迢空賞の受賞歌集は何月に出たか(第50回〜第60回・12冊の刊行月と対象期間)

迢空賞(ちょうくうしょう)は、前年の1月から12月までに刊行された歌集を対象に角川文化振興財団が選ぶ短歌の賞です。第50回(2016年)〜第60回(2026年)の受賞歌集12冊について、刊行された月を歌集新刊アーカイブで確かめ、月別の冊数と回ごとの一覧にしました。

確認日は2026-10-25です。対象期間は、角川文化振興財団の「蛇笏賞・迢空賞」のページにある「前年の1月から12月の間に刊行された句集および歌集を対象とします」で確かめました。受賞者と書名は同財団の受賞者一覧、刊行月は国立国会図書館サーチの書誌を元にした歌集新刊アーカイブによります。

受賞歌集の刊行月の分布(第50回〜第60回・12冊)

12冊のうち、11月に刊行された歌集が3冊でもっとも多く、3月と7月が2冊ずつです。1月から6月が5冊、7月から12月が7冊で、年の後半にやや多くなっています。1月・6月・8月・10月に刊行された受賞歌集はありませんでした。

刊行月 受賞歌集の冊数
1月0
2月1
3月2
4月1
5月1
6月0
7月2
8月0
9月1
10月0
11月3
12月1

12冊は11回分です。第60回(2026年)は2冊が受賞し、どちらも2025年11月の刊行でした。冊数が少ないため、刊行月による受賞のしやすさを示すものではありません。

回ごとの受賞歌集と刊行月

表は横にスクロールできます →

回(年) 受賞者 歌集 刊行月
第60回(2026年)桑原正紀麦熟るるころ2025年11月
第60回(2026年)日高堯子日在浜2025年11月
第59回(2025年)花山多佳子三本のやまぼふし2024年7月
第58回(2024年)吉川宏志雪の偶然2023年3月
第57回(2023年)水原紫苑快樂(けらく)2022年12月
第56回(2022年)大下一真漆桶(しっつう)2021年7月
第55回(2021年)俵万智未来のサイズ2020年9月
第54回(2020年)三枝昻之遅速あり2019年4月
第53回(2019年)内藤明薄明の窓2018年5月
第52回(2018年)三枝浩樹時禱集2017年2月
第51回(2017年)橋本喜典行きて帰る2016年11月
第50回(2016年)大島史洋ふくろう2015年3月

どの回も、刊行は受賞した年の前の年で、対象期間と合っています。第58回の『雪の偶然』は、歌集新刊アーカイブに2024年5月の同名の登録もありますが、対象期間に当たる2023年3月の登録を載せています。

載せていない回と、その理由

表の読み方

迢空賞の刊行月と対象期間のよくある質問

迢空賞は、どの期間に出た歌集が対象ですか

角川文化振興財団の公式ページに、蛇笏賞と迢空賞は「前年の1月から12月の間に刊行された句集および歌集を対象とします」と書かれています。たとえば第60回(2026年)の対象は2025年に刊行された歌集です。

受賞した歌集は、何月に出たものが多いですか

第50回〜第60回の受賞歌集12冊では、11月が3冊でもっとも多く、3月と7月が2冊ずつで続きます。1月・6月・8月・10月に出た歌集はありませんでした。12冊と少ないため、月による受賞しやすさを示すものではありません。

第50回より前の回が入っていないのはなぜですか

刊行月を確かめる歌集新刊アーカイブが、2013年9月刊行分からの掲載のためです。第49回(2015年)は該当作なしで、第48回(2014年)の玉井清弘『屋嶋』は2013年9月刊行としてアーカイブに載っていますが、この表は第50回以降の12冊に絞っています。

刊行月が遅いと、受賞しにくいのですか

このページの数字からは言えません。12冊のうち12月刊行は1冊、11月刊行は3冊で、年の終わりに出た歌集も受賞しています。ただし、受賞しなかった歌集の刊行月は数えていないため、受賞しやすさの比較はできません。

関連ページ