主要4賞の受賞者が出した歌集の一覧(101件)

書棚に並ぶ背表紙の色とりどりの本

角川短歌賞・短歌研究新人賞・歌壇賞・迢空賞のどれかを受賞した人の歌集を、賞別と種類別に整理しました。対象は、国立国会図書館サーチ(以下、NDL)に載った2018年1月〜2020年2月と2025年2月〜2026年9月刊の歌集のうち、書き手に受賞者が入っているものです。賞を取った歌人の最近の歌集を探すときに使えます。受賞者の一覧は賞アーカイブ、月ごとの全件は歌集新刊アーカイブにあります。この4賞以外の歌集の賞では、山形県の齋藤茂吉短歌文学賞の歴代受賞者を別に表にしています。賞を選ぶ側の現在の委員と、その受賞歴は主要賞の選考委員一覧にあります。

確認日は2026-10-16です(2025年2月〜2026年9月刊行分は2026-10-04〜10-07に確認し、2018年1月〜2020年2月刊行分を2026-10-16に加えました)。対象は歌集新刊アーカイブの2018年1月〜2020年2月刊行分と2025年2月〜2026年9月刊行分で、間の2020年3月〜2025年1月刊行分はまだ載せていません。2018年1月〜2020年2月刊行分では、歌集新刊アーカイブで受賞者の印が付いた64冊のうち58冊を、受賞者名簿の氏名・回・刊行年月・版元とNDLの書誌(生年の一致、結社の叢書名など)で照合して加えました。岡井隆(3冊)・篠弘・小池光・中川佐和子の6冊は、版元の略歴などで本人と確かめられていないため載せていません。志野暁子『つきみつる』は、出版社の書籍紹介に「角川短歌賞受賞作家」「23年ぶりの第二歌集」とあるため本人と判断しました。樋口智子『幾つかは星』(2020年2月)は、歌壇賞の受賞者と同一人物と確かめられる資料が見つからないため載せていません。2025年2月〜6月分では、受賞者名と一致した5冊のうち、出版社や学内の公式ページで本人と確認できた坂井修一『鷗外の甍』と馬場めぐみ『無数を振り切っていけ』の2冊を加えました。大崎瀬都『みづぐるま』・嵯峨直樹『塔』・俵万智『沙拉紀念日』(中国語版)の3冊は、歌集の著者が受賞者本人だと確かめられる一次資料がまだ見つからないため載せていません。NDLに登録された歌集(分類番号911.16)の著者名と、賞アーカイブの受賞者名が一致した歌集を拾いました。同姓同名の別人でないかは、NDLの書誌ページ、各賞の公式な受賞者一覧、出版社の書籍ページ・著者略歴で1冊ずつ確認し、本人と確認できなかった2冊は表から外しました。刊行年月はNDLの登録によるもので、出版社や書店の発売日と1か月ほどずれる本があります。ここに載る歌集が、受賞した作品を収めた本とは限りません(迢空賞の第60回の2冊は例外で、下に書きました)。NDLへの登録は刊行から1〜2か月遅れるため、直近の月ほど件数が少なく、ここに載らない受賞者の歌集もあります。

賞別の件数

複数の賞を受賞している著者は、受賞年がいちばん古い賞に数えました。種類は、NDLの版表示・シリーズ名・書名から分けています(分け方は各表の前に書きました)。

賞歌集の件数個人の歌集再刊・選集・全歌集共著・アンソロジー・歌画集
角川短歌賞33件19件8件6件
短歌研究新人賞18件14件4件0件
歌壇賞14件9件2件3件
迢空賞36件22件13件1件
合計101件64件27件10件

個人の歌集(64件)

著者が受賞者1人の歌集のうち、次の「再刊・文庫・選集・全歌集」に入らないものです。初版かどうかまでは確認していません。右から2列目の年数は、刊行年から、4賞のうち最初に受賞した年を引いたものです。

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刊行年月歌集名著者出版者シリーズ受賞(4賞のうち)最初の受賞からNDL
2026年9月戦争の時代 : 歌集渡辺幸一角川文化振興財団短詩形文学選集 ; 58角川短歌賞 第41回(1995年)31年書誌
2026年8月ひからせる : 歌集道券はな角川文化振興財団(記載なし)角川短歌賞 第66回(2020年)6年書誌
2026年7月青波 : 歌集田中拓也本阿弥書店(記載なし)歌壇賞 第11回(2000年)26年書誌
2026年5月時の雫 : 歌集小泉史昭六花書林(記載なし)短歌研究新人賞 第36回(1993年)33年書誌
2026年5月妻へ。千年待たむ : 桑原正紀歌集桑原正紀笠間書院MISAKIレーベル ; 1迢空賞 第60回(2026年)0年書誌
2026年5月夢のあとさき : 歌集栗木京子本阿弥書店塔21世紀叢書 ; 第479篇迢空賞 第41回(2007年)19年書誌
2026年5月ブルーアワー : 歌集伊波真人書肆侃侃房(記載なし)角川短歌賞 第59回(2013年)13年書誌
2026年5月スナバコノキ : 歌集米川千嘉子角川文化振興財団かりん叢書 ; 第464篇角川短歌賞 第31回(1985年)
迢空賞 第47回(2013年)
41年書誌
2026年4月並行世界にも朝柳澤美晴亜紀書房(記載なし)歌壇賞 第19回(2008年)18年書誌
2026年3月アスパラの芽立するころ : 歌集馬場あき子角川文化振興財団かりん叢書 ; 第458篇迢空賞 第20回(1986年)40年書誌
2025年12月牡丹と刺繍 : 齋藤芳生歌集齋藤芳生現代短歌社かりん叢書 ; 第459篇角川短歌賞 第53回(2007年)18年書誌
2025年12月卵降る : 歌集小島なお左右社コスモス叢書 ; 第1263篇角川短歌賞 第50回(2004年)21年書誌
2025年12月スルスムコルダ : 短歌日記2024大口玲子ふらんす堂(記載なし)角川短歌賞 第44回(1998年)27年書誌
2025年11月麦熟るるころ : 歌集桑原正紀本阿弥書店コスモス叢書 ; 第1270篇迢空賞 第60回(2026年)受賞の前に刊行書誌
2025年11月竜の眠つてゐた跡 : 歌集澤村斉美砂子屋書房塔21世紀叢書 ; 第452篇角川短歌賞 第52回(2006年)19年書誌
2025年11月日在浜 : 歌集日高堯子角川文化振興財団かりん叢書 ; 第456篇迢空賞 第60回(2026年)受賞の前に刊行書誌
2025年9月光に濡れる : 田宮朋子歌集田宮朋子角川書店コスモス叢書 ; 第1260篇角川短歌賞 第48回(2002年)23年書誌
2025年8月聖夜航路 : 歌集塚田千束短歌研究社まひる野叢書 ; 第419篇短歌研究新人賞 第64回(2021年)4年書誌
2025年7月草一葉 : 阿木津英歌集阿木津英砂子屋書房(記載なし)短歌研究新人賞 第22回(1979年)46年書誌
2025年7月翼端小翼 : 歌集小林信也砂子屋書房塔21世紀叢書 ; 第458篇歌壇賞 第12回(2001年)24年書誌
2025年7月パーフェクトワールド田中翠香角川書店(記載なし)角川短歌賞 第66回(2020年)5年書誌
2025年7月わすれ貝 : 歌集永田和宏青磁社塔21世紀叢書 ; 第450篇迢空賞 第38回(2004年)21年書誌
2025年7月あぢさゐだつたらあぢさゐの中 : 歌集渡辺松男書肆侃侃房かりん叢書 ; 451篇歌壇賞 第6回(1995年)
迢空賞 第46回(2012年)
30年書誌
2025年6月無数を振り切っていけ : 歌集馬場めぐみ短歌研究社(記載なし)短歌研究新人賞 第54回(2011年)14年書誌
2025年4月鷗外の甍 : 歌集坂井修一短歌研究社かりん叢書 ; 第447篇迢空賞 第44回(2010年)15年書誌
2020年1月テオが来た日 : 佐佐木幸綱歌集佐佐木幸綱ながらみ書房(記載なし)迢空賞 第28回(1994年)26年書誌
2019年11月花の渦 : 齋藤芳生歌集齋藤芳生現代短歌社かりん叢書 ; 第357篇角川短歌賞 第53回(2007年)12年書誌
2019年10月月を食う : 歌集佐佐木定綱角川文化振興財団(記載なし)角川短歌賞 第62回(2016年)3年書誌
2019年9月東京(とうけい) : 歌集田中拓也本阿弥書店(記載なし)歌壇賞 第11回(2000年)19年書誌
2019年9月混乱のひかり : 加藤治郎歌集加藤治郎短歌研究社(記載なし)短歌研究新人賞 第29回(1986年)33年書誌
2019年9月秋夜吟 : 桑原正紀歌集桑原正紀青磁社コスモス叢書 ; 第1166篇迢空賞 第60回(2026年)受賞の前に刊行書誌
2019年7月六調 : 歌集本多稜六花書林(記載なし)歌壇賞 第9回(1998年)21年書誌
2019年7月古酒騒乱 : 歌集坂井修一角川文化振興財団かりん叢書 ; 第348篇迢空賞 第44回(2010年)9年書誌
2019年7月鳥影 : 花山多佳子歌集花山多佳子角川文化振興財団塔21世紀叢書 ; 第353篇迢空賞 第59回(2025年)受賞の前に刊行書誌
2019年5月ザベリオ : 大口玲子歌集大口玲子青磁社(記載なし)角川短歌賞 第44回(1998年)21年書誌
2019年5月光のアラベスク : 歌集松村由利子砂子屋書房かりん叢書 ; 第343篇短歌研究新人賞 第37回(1994年)25年書誌
2019年5月汽笛のふりをしている平出奔国際ヒライデホン空港(記載なし)短歌研究新人賞 第63回(2020年)受賞の前に刊行書誌
2019年3月石蓮花 : 歌集吉川宏志書肆侃侃房現代歌人シリーズ ; 26迢空賞 第58回(2024年)受賞の前に刊行書誌
2019年2月世界樹の素描 : 歌集吉岡太朗書肆侃侃房現代歌人シリーズ ; 25短歌研究新人賞 第50回(2007年)12年書誌
2018年12月某月某日 : 永田和宏歌集永田和宏本阿弥書店塔21世紀叢書 ; 第338篇迢空賞 第38回(2004年)14年書誌
2018年12月海蛇と珊瑚 : 藪内亮輔歌集藪内亮輔角川文化振興財団(記載なし)角川短歌賞 第58回(2012年)6年書誌
2018年11月あさげゆふげ : 馬場あき子歌集馬場あき子短歌研究社かりん叢書 ; 第337篇迢空賞 第20回(1986年)32年書誌
2018年11月空目の秋 : 日高堯子歌集日高堯子ながらみ書房かりん叢書 ; 338番迢空賞 第60回(2026年)受賞の前に刊行書誌
2018年10月遠くの敵や硝子を : 歌集服部真里子書肆侃侃房現代歌人シリーズ ; 24歌壇賞 第24回(2013年)5年書誌
2018年9月リヴァーサイド : 歌集飯田彩乃本阿弥書店ホンアミレーベル ; 12歌壇賞 第27回(2016年)2年書誌
2018年9月六六魚 : 歌集小島ゆかり本阿弥書店コスモス叢書 ; 第1143篇迢空賞 第40回(2006年)12年書誌
2018年9月春の顕微鏡 : 永田紅歌集永田紅青磁社塔21世紀叢書 ; 第331篇歌壇賞 第8回(1997年)21年書誌
2018年9月牡丹の伯母 : 米川千嘉子歌集米川千嘉子砂子屋書房かりん叢書 ; 第334篇角川短歌賞 第31回(1985年)
迢空賞 第47回(2013年)
33年書誌
2018年9月谿泉 : 歌集玉井清弘角川文化振興財団音叢書迢空賞 第48回(2014年)4年書誌
2018年8月ザビエル忌 : 歌集八木博信六花書林(記載なし)短歌研究新人賞 第45回(2002年)16年書誌
2018年8月聖木立 : 橋本喜典歌集橋本喜典角川文化振興財団まひる野叢書 ; 第356篇迢空賞 第51回(2017年)1年書誌
2018年7月つきみつる : 歌集志野暁子角川文化振興財団(記載なし)角川短歌賞 第27回(1981年)37年書誌
2018年7月ランプの精 : 歌集栗木京子現代短歌社塔21世紀叢書 ; 第325篇. Gift 10叢書 ; 第10篇迢空賞 第41回(2007年)11年書誌
2018年6月かざぐるま : 歌集田口綾子短歌研究社まひる野叢書 ; 第355篇短歌研究新人賞 第51回(2008年)10年書誌
2018年6月てのひらを燃やす : 歌集大森静佳角川文化振興財団塔21世紀叢書 ; 第330篇角川短歌賞 第56回(2010年)8年書誌
2018年6月光の庭 : 短歌日記2017伊藤一彦ふらんす堂(記載なし)迢空賞 第42回(2008年)10年書誌
2018年5月Confusion : 歌集加藤治郎書肆侃侃房現代歌人シリーズ ; 21短歌研究新人賞 第29回(1986年)32年書誌
2018年5月みずからの火 : 嵯峨直樹歌集嵯峨直樹角川文化振興財団(記載なし)短歌研究新人賞 第47回(2004年)14年書誌
2018年5月カミーユ : 歌集大森静佳書肆侃侃房現代歌人シリーズ ; 22角川短歌賞 第56回(2010年)8年書誌
2018年5月メタリック : 歌集小佐野彈短歌研究社(記載なし)短歌研究新人賞 第60回(2017年)1年書誌
2018年5月柿生坂 : 歌集岩田正角川文化振興財団かりん叢書 ; 第327篇迢空賞 第40回(2006年)12年書誌
2018年5月薄明の窓 : 内藤明歌集内藤明砂子屋書房音叢書. 現代三十六歌仙 ; 31迢空賞 第53回(2019年)受賞の前に刊行書誌
2018年3月洲崎パラダイス・他 : 佐久間章孔歌集佐久間章孔皓星社月光叢書 ; 01短歌研究新人賞 第31回(1988年)30年書誌
2018年2月プーさんの鼻俵万智河出書房新社(記載なし)角川短歌賞 第32回(1986年)
迢空賞 第55回(2021年)
32年書誌

再刊・文庫・選集・全歌集(27件)

次のどれかに当てはまる本です(「文庫」などのシリーズ名の成り立ちは歌集の叢書・シリーズの違い)。NDLの版表示が「新装版」、シリーズ名に「文庫」を含む、書名に全歌集・選集・アンソロジーを含む。昔の歌集が新しい装いで出たり、複数の歌集から選んで1冊にしたりした本が中心です。山田航『さよならバグ・チルドレン』は、NDLの版表示が空欄でしたが、出版社の書籍ページに「新装版で復刊」とあるため、ここに入れました。

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刊行年月書名著者出版者版表示・シリーズ受賞(4賞のうち)NDL
2026年9月プーさんの鼻俵万智河出書房新社河出文庫 ; た1-8角川短歌賞 第32回(1986年)
迢空賞 第55回(2021年)
書誌
2026年7月チョコレート革命俵万智河出書房新社新装版、河出文庫 ; た1-6角川短歌賞 第32回(1986年)
迢空賞 第55回(2021年)
書誌
2026年6月かぜのてのひら俵万智河出書房新社新装版、河出文庫 ; た1-5角川短歌賞 第32回(1986年)
迢空賞 第55回(2021年)
書誌
2026年5月海蛇と珊瑚 : 歌集藪内亮輔角川文化振興財団新装版角川短歌賞 第58回(2012年)書誌
2026年4月サラダ記念日俵万智河出書房新社新装版、河出文庫 ; た1-1角川短歌賞 第32回(1986年)
迢空賞 第55回(2021年)
書誌
2026年4月アヲハリズム : 荻原裕幸初期短歌選集荻原裕幸左右社(記載なし)短歌研究新人賞 第30回(1987年)書誌
2025年11月黒木三千代歌集黒木三千代砂子屋書房現代短歌文庫短歌研究新人賞 第30回(1987年)書誌
2025年11月馬場あき子歌集馬場あき子短歌研究社新装版、短歌研究文庫 ; 13迢空賞 第20回(1986年)書誌
2025年11月ぼろんじ : 奥田亡羊全歌集奥田亡羊書肆侃侃房(記載なし)短歌研究新人賞 第48回(2005年)書誌
2025年10月齋藤芳生歌集齋藤芳生砂子屋書房現代短歌文庫 ; 172角川短歌賞 第53回(2007年)書誌
2025年10月塚本邦雄全歌集 : 文庫版塚本邦雄短歌研究社短歌研究文庫 ; 32迢空賞 第23回(1989年)書誌
2025年10月加藤治郎アンソロジー加藤治郎書肆侃侃房(記載なし)短歌研究新人賞 第29回(1986年)書誌
2025年8月さよならバグ・チルドレン : 歌集山田航書肆侃侃房現代短歌クラシックス ; 13角川短歌賞 第55回(2009年)書誌
2020年1月メビウスの地平 : 歌集永田和宏現代短歌社第一歌集文庫迢空賞 第38回(2004年)書誌
2020年1月塚本邦雄全歌集 : 文庫版塚本邦雄短歌研究社短歌研究文庫 ; 26迢空賞 第23回(1989年)書誌
2019年11月青卵東直子筑摩書房ちくま文庫 ; ひ19-4歌壇賞 第7回(1996年)書誌
2019年10月春原さんのリコーダー東直子筑摩書房ちくま文庫 ; ひ19-3歌壇賞 第7回(1996年)書誌
2019年6月佐藤佐太郎全歌集 : 完本佐藤佐太郎現代短歌社現代短歌社文庫迢空賞 第18回(1984年)書誌
2019年1月塚本邦雄全歌集 : 文庫版塚本邦雄短歌研究社短歌研究文庫 ; 25迢空賞 第23回(1989年)書誌
2018年12月内藤明歌集内藤明砂子屋書房現代短歌文庫 ; 140(続は141)迢空賞 第53回(2019年)書誌
2018年11月稲葉京子全歌集稲葉京子短歌研究社中部短歌叢書 ; 第293篇角川短歌賞 第6回(1960年)書誌
2018年10月尾崎左永子短歌集成尾崎左永子沖積舎(記載なし)迢空賞 第33回(1999年)書誌
2018年10月藍を走るべし : 歌集大島史洋現代短歌社第一歌集文庫迢空賞 第50回(2016年)書誌
2018年9月存在 : 歌集大下一真現代短歌社第一歌集文庫迢空賞 第56回(2022年)書誌
2018年6月塚本邦雄全歌集 : 文庫版塚本邦雄短歌研究社短歌研究文庫 ; 24迢空賞 第23回(1989年)書誌
2018年3月吉川宏志歌集吉川宏志砂子屋書房現代短歌文庫 ; 135迢空賞 第58回(2024年)書誌
2018年2月塚本邦雄全歌集 : 文庫版塚本邦雄短歌研究社短歌研究文庫 ; 23迢空賞 第23回(1989年)書誌

共著・アンソロジー・歌画集(10件)

NDLの責任表示(本の書き手として登録された名前)が2人以上のものです。受賞者が書き手の一人として載っているだけで、本全体が受賞者の歌集とは限りません。

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刊行年月書名著者(NDLの責任表示)受賞者出版者受賞(4賞のうち)NDL
2026年8月シティポップ短歌伊波真人・栗本斉伊波真人遊泳舎角川短歌賞 第59回(2013年)書誌
2026年6月忘却術 : The Art for Oblivion川野芽生・菅野まり子川野芽生国書刊行会歌壇賞 第29回(2018年)書誌
2026年4月お守り短歌アンソロジーわかれる青松輝ほか(全10人)大森静佳KADOKAWA角川短歌賞 第56回(2010年)書誌
2025年10月花やゆうれい : 歌画集佐藤弓生・町田尚子佐藤弓生ほるぷ出版角川短歌賞 第47回(2001年)書誌
2025年9月三世代のいちごつみ伊藤一彦・乃上あつこ・久永草太伊藤一彦・久永草太本阿弥書店迢空賞 第42回(2008年)
歌壇賞 第34回(2023年)
書誌
2019年11月くわしんふう久納美輝・立花開立花開久納美輝角川短歌賞 第57回(2011年)書誌
2019年3月母のうた : 美智子さまの御歌上皇后陛下・田中章義田中章義徳間書店角川短歌賞 第36回(1990年)書誌
2018年9月ベランダでオセロ : 歌集御殿山みなみ・佐伯紺・橋爪志保佐伯紺御殿山みなみ歌壇賞 第25回(2014年)書誌
2018年5月俵万智訳みだれ髪俵万智・与謝野晶子俵万智河出書房新社角川短歌賞 第32回(1986年)
迢空賞 第55回(2021年)
書誌
2018年1月短歌タイムカプセル東直子・佐藤弓生・千葉聡東直子・佐藤弓生・千葉聡書肆侃侃房歌壇賞 第7回(1996年)
短歌研究新人賞 第41回(1998年)
角川短歌賞 第47回(2001年)
書誌

最初の受賞から歌集刊行までの年数(賞別・個人の歌集64件)

上の「個人の歌集」64件について、最初に受賞した賞ごとに、受賞から刊行までの年数を数えました。分母は個人の歌集64件で、再刊・選集・全歌集27件と共著・アンソロジー10件の計37件は含めていません。年数は上の表の「最初の受賞から」の列をそのまま使い、受賞の前に刊行された8件(迢空賞7件・短歌研究新人賞1件。2026年の迢空賞を受けた桑原正紀『麦熟るるころ』『秋夜吟』、日高堯子『日在浜』『空目の秋』など)は年数が出せないため別の列にしています。

この表の歌集は、受賞者にとっての第一歌集とは限りません。2018年1月〜2020年2月と2025年2月〜2026年9月に刊行された歌集だけを数えているので、受賞から間もない第一歌集の件数を示す表ではなく、「受賞者の最近の歌集が、受賞から何年目に出たか」を示す表です。

最初に受賞した賞歌集の件数受賞の前に刊行0〜9年10〜19年20年以上年数の中央値
角川短歌賞19件0件6件4件9件19年
短歌研究新人賞14件1件2件(1年・4年)5件6件16年(13件の中央値)
歌壇賞9件0件2件(2年・5年)2件5件21年
迢空賞22件7件4件7件4件12年(15件の中央値)
合計64件8件14件18件24件18年(56件の中央値)

中央値は、受賞の前に刊行された8件を除いた年数で出しました。賞ごとの年数の幅は次のとおりです。角川短歌賞(19件)は3〜41年、歌壇賞(9件)は2〜30年、短歌研究新人賞(13件)は1〜46年、迢空賞(15件)は0〜40年です。期間が飛び飛びで、同じ歌人の複数の歌集や再刊に近い歌集も混ざるため、賞ごとの差は傾向として読めるほどの数ではありません。

2008〜2020年の受賞者のうち歌集をNDLで確認できた割合(賞別)

角川短歌賞(第54〜66回)・短歌研究新人賞(第51〜63回)・歌壇賞(第19〜31回)の、2008年から2020年の受賞者について、受賞者名をNDLの氏名検索にかけて歌集を確認できた人数を、各賞の最初の歌集のページ(確認日2026-10-10)から集めました。分母は、その期間の受賞者の延べ人数です(「該当作なし」の回は含みません)。分子は、NDLで歌集を確認できた人数です。受賞者が受賞の前に出した歌集(短歌研究新人賞の平出奔1人)も分子に入れています。迢空賞は歌集そのものに贈る賞なので、この集計に入れていません。

賞対象の回受賞者(分母)歌集を確認できた人(分子)割合確認できなかった人
角川短歌賞第54〜66回(2008〜2020年)17人14人約82%3人
短歌研究新人賞第51〜63回(2008〜2020年)16人9人約56%7人(同一人物か確かめられなかった1人を含む)
歌壇賞第19〜31回(2008〜2020年)14人6人約43%8人(同一人物か確かめられなかった1人・合同歌集のみの1人を含む)
合計―47人29人約62%18人

2026年8月に決まった角川短歌賞第72回の吉村のぞみさんは、国立国会図書館サーチで確かめた限り、歌集の最新は2024年12月刊の『あったかい虚空』で、数えた期間に歌集がないため、この一覧には入っていません(2026-10-19確認)。上の表の対象の回も第66回までのため、分母に含めていません。

この割合は、受賞者が歌集を出した割合の下限です。NDLに載らない自費出版・同人誌の歌集は数えておらず、NDLに登録があっても同姓同名の別人かもしれないものは分子に入れていないため、実際に歌集を出した人はこれより多い可能性があります。「確認できなかった」は、歌集が無いと確かめたという意味ではありません。賞による差は、受賞者の歌集が見つけやすいかどうか(氏名の表記、出版社、NDLの登録状況)の違いも含むので、賞ごとの歌集の出しやすさを示す数字とは言えません。人名ごとの歌集と年数は、角川短歌賞・短歌研究新人賞・歌壇賞の各ページにあります。

受賞者の歌集の刊行月(賞別・月別の件数)

上の一覧の101件を、刊行月ごとに数えました。賞は上の賞別の件数と同じく、受賞年がいちばん古い賞に数えています。刊行月は一覧の「刊行年月」で、国立国会図書館サーチの出版年月日にもとづきます。刊行月が不明の歌集は0件です。個人の歌集、再刊・選集・全歌集、共著・アンソロジーを分けず、すべて合わせて数えています。

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賞1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
角川短歌賞01126233434433件
短歌研究新人賞01116212112018件
歌壇賞10010140421014件
迢空賞41314341535236件
合計5355168126149126101件

表から分かること

受賞者の歌集の一覧のよくある質問

この一覧には、受賞者の歌集がすべて載っていますか

載っていません。国立国会図書館サーチ(NDL)に登録された2018年1月〜2020年2月と2025年2月〜2026年9月刊の歌集のうち、著者名が受賞者名と一致し、受賞者本人と確かめられた43件だけです。それ以外の期間(2020年3月〜2025年1月刊など)の歌集や、NDLに載らない自費出版・同人誌は含みません。

著者が受賞者と同じ名前なのに載っていない歌集があるのはなぜですか

歌集の著者が受賞者本人だと確かめられる一次資料が見つからないものは、同姓同名の別人の可能性があるため載せていません。2025年2月〜6月刊では、5冊のうち3冊がそれにあたります。

「個人の歌集」と「再刊・選集・全歌集」は、どう違いますか

NDLの版表示・シリーズ名・書名から分けています。個人の歌集は64件、再刊・文庫・選集・全歌集は27件、共著・アンソロジー・歌画集は10件です。

2008〜2020年の受賞者の歌集を確認できた割合は、歌集を出した割合ですか

いいえ。NDLで確認できた人の割合で、歌集を出した割合の下限です。角川短歌賞は約82%、短歌研究新人賞は約56%、歌壇賞は約43%ですが、「確認できなかった」は歌集が無いと確かめたという意味ではなく、賞ごとの歌集の出しやすさを示す数字でもありません。

受賞者の歌集は、何月に出ることが多いですか

賞別・月別の件数を受賞者の歌集の刊行月の表にまとめています。ただし、数えた期間は2018年1月〜2020年2月と2025年2月〜2026年9月の計46か月だけで、月ごとの対象回数もそろっていないため、傾向があるとは言えません。

迢空賞の歌集が「受賞から0年」なのはなぜですか

迢空賞は歌集そのものに贈る賞だからです。0年の1件は、2026年に受賞した桑原正紀の別の歌集『妻へ。千年待たむ』です。ほかの3賞は30首・50首の作品に贈る賞なので、年数の意味が違います。

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