短歌の主要4賞の受賞作が載る雑誌と号(『短歌』『短歌研究』『歌壇』)
受賞作の掲載号は、角川短歌賞が『短歌』11月号、短歌研究新人賞が『短歌研究』7・8月合併号、歌壇賞が『歌壇』2月号、迢空賞が5月下旬発売の『短歌』です。どの雑誌のどの号を見ればよいか、いつ発売されたかを1枚の表にまとめました。賞ごとの応募の量や締切は4賞の募集要項と年間暦の比較、受賞者の一覧は賞アーカイブにあります。各賞の現在の選考委員は主要賞の選考委員一覧にあります。
4賞の発表媒体の比較表
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| 賞 | 発表・掲載の雑誌 | 号・時期 | 直近の回で確認できたこと | 公式ページに記載がなかった点 |
|---|---|---|---|---|
| 角川短歌賞 | 『短歌』 | 決定は8月、受賞作は11月号 | 第72回は2026年11月号(2026年10月23日発行)に掲載。受賞作・受賞のことば・選考結果・次席と佳作の作品・選考座談会が載る(公式ページの今月号の案内) | 選考委員の講評は無料の公式ページになく、『短歌』の該当号に載るとされています |
| 短歌研究新人賞 | 『短歌研究』 | 6月下旬発売の7・8月合併号 | 第69回は6月21日発売の合併号に掲載 | 選考委員は事前に発表されません |
| 歌壇賞 | 『歌壇』(本阿弥書店) | 翌年の2月号 | 2024年2月号に第35回、2026年2月号に第37回の「決定発表」の掲載を確認 | 第38回は2026年9月30日に締切済みで、募集告知に発表は『歌壇』2027年2月号とあります(歌壇賞の応募規定) |
| 迢空賞 | 『短歌』(選考過程・受賞者コメントの参照先として) | 第60回は『短歌』2026年6月号(2026年5月24日発行) | 財団のバックナンバーページの6月号に、略歴・受賞のことば・両歌集・選考委員4名の選評が載ると書かれています。財団の発表文では選考過程と受賞者のコメントは5月25日発売の『短歌』を見るよう案内されていました | 発行日は号の案内ページの表記。書店の店頭に並ぶ日とは前後することがあります |
合併号は、2か月分を1冊にまとめて出す雑誌の号です。迢空賞は、前年に刊行された歌集が対象の賞で、作品を募集する他の3賞とは成り立ちが違います。第60回の受賞作は桑原正紀『麦熟るるころ』(本阿弥書店)と日高堯子『日在浜』(角川文化振興財団)です。
直近の回で、その号に載る(載った)受賞作
どの号を探せばよいかが分かっても、探す作品名が分からないと書店や図書館で手が止まります。直近の回について、号と受賞作を対応させます。受賞作は4賞の比較ページの「はじまりと現在」の表と同じ内容です。
| 賞 | 探す号 | 受賞作 |
|---|---|---|
| 角川短歌賞 第72回 | 『短歌』2026年11月号(10月23日発行) | 吉村のぞみ「花の手配」 |
| 短歌研究新人賞 第69回 | 『短歌研究』7・8月合併号(6月21日発売) | 水本麻衣「いつも寝顔を褒められている」・岡本恵「影の名前」 |
| 歌壇賞 第37回 | 『歌壇』2026年2月号 | 霧島茉莉「柔らかい襟」 |
| 迢空賞 第60回 | 『短歌』2026年6月号(5月24日発行) | 桑原正紀『麦熟るるころ』・日高堯子『日在浜』 |
角川短歌賞の第72回は、2026年10月23日発行の『短歌』11月号に載っています(公式ページの今月号の案内では特別定価1210円(税込)、受賞作50首のほか次席作品と佳作が載ります)。次の応募を考える人は、各賞名のリンク先で応募規定や応募総数を確かめられます。
読む順番の目安(発売時期の早い順)
- 2月: 『歌壇』2月号で歌壇賞の決定発表。
- 5月下旬: 『短歌』で迢空賞の選考過程と受賞者のコメント(第60回は6月号。5月24日発行)。
- 6月下旬: 『短歌研究』7・8月合併号で短歌研究新人賞の入選作。
- 10月下旬から11月: 『短歌』11月号で角川短歌賞の受賞作(第72回は2026年10月23日発行の11月号に掲載)。
掲載号を手に入れる方法(賞別)
確認日は2026-10-19です。版元の公式ページと国立国会図書館サーチで確かめられたことだけを書き、価格と在庫は変わるため載せていません。
- 角川短歌賞(『短歌』): 角川文化振興財団の月刊「短歌」のページに、今月号の購入、電子版の購入、定期購読、バックナンバーのご購入の案内があります。過去の号の目次は同ページのバックナンバーで見られます。
- 短歌研究新人賞(『短歌研究』): 短歌研究社の通販ページで、『短歌研究』の号ごとの購入と、1年分の購入を扱っています。第69回の載った7・8月合併号が今も買えるかは、通販ページで号名を探して確かめてください。
- 歌壇賞(『歌壇』): 本阿弥書店の公式サイトに『歌壇』の最新号の商品ページ(2026年11月号)があります。2026年2月号などの過去号を買えるかは、確認日時点の公式ページからは分からなかったため、書いていません。
- 迢空賞(『短歌』): 角川短歌賞と同じ『短歌』の掲載で、上の財団のバックナンバー案内が使えます。第60回は6月号のページに「第60回迢空賞発表」と載っています。迢空賞は5月下旬発行の6月号になる点に注意してください。
買えない号や、まず中身を見たい号は、国立国会図書館サーチで雑誌名を検索すると、所蔵のある図書館や所蔵の巻号を調べられます。館内での閲覧や複写の条件は、各図書館の案内に従ってください。
表の読み方
- 『短歌』は角川短歌賞と迢空賞の2賞で見る雑誌です。『短歌研究』と『歌壇』はそれぞれ1賞です。
- 1年を通じて、4賞の発表は2月、5月、6月、11月の4回に分かれます。
- 受賞者が後に出す歌集は、歌集新刊アーカイブで受賞者と結びつけて確認できます。
発表媒体の読み方・よくある質問
受賞作は、どの雑誌で読めますか
角川短歌賞と迢空賞は『短歌』、短歌研究新人賞は『短歌研究』、歌壇賞は『歌壇』です。『短歌』は2賞、ほかの2誌は1賞ずつを見る雑誌です。
発表の時期はいつですか
歌壇賞は翌年の2月号、迢空賞は5月下旬、短歌研究新人賞は6月下旬発売の7・8月合併号、角川短歌賞は11月号です。1年のうち、発表は2月、5月、6月、11月の4回に分かれます。
表の号や発売日は、どこまで確かめた内容ですか
表の号は、公式ページや募集告知に書かれていたものだけを載せています。歌壇賞の第38回は、募集告知に発表は『歌壇』2027年2月号とあります。号や発売日は回ごとに変わることがあるため、最新の号は各誌の案内で確かめてください。
迢空賞だけ他の3賞と成り立ちが違うのはなぜですか
迢空賞は、前年に刊行された歌集が対象の賞だからです。作品を募集する他の3賞とは違い、受賞作は歌集の書名で示されます。
受賞作を選ぶのは誰ですか
角川短歌賞・歌壇賞・迢空賞は、各4名の選考委員が選びます。短歌研究新人賞は選考委員を予め発表しない方針です。顔ぶれは主要賞の選考委員一覧にあります。
応募したいときは、どこを見ればよいですか
締切・賞金・応募規定は4賞の募集要項と年間暦の比較にあり、賞ごとの規定は歌壇賞と短歌研究新人賞の応募規定のページにあります。最新の規定は主催者の案内で確かめてください。