歌壇賞の受賞者が所属する結社・短歌会の一覧(結社別の受賞回数)

歌壇賞(本阿弥書店)の第1回(1990年)〜第37回(2026年)の受賞者について、公式の歴代受賞者一覧にある「結社」欄の表記を、結社・短歌会の名前ごとに数えた表です。最も多いのは未来の7回で、塔と心の花が各5回、欄が空の回は3回です。結社とは、同じ師や雑誌のもとに集まって歌を発表する短歌の団体のことです。

確認日は2026-10-26です(この日に公式の歴代受賞者一覧を開き直し、未来7回・塔5回・心の花5回・欄が空の3回という数え方が変わらないことを確かめました)。出典は本阿弥書店の歌壇賞歴代受賞者一覧で、同ページには「情報は受賞時のものです」と書かれています。題名が歌壇賞だけなのは、主要4賞のうち受賞者の結社を回ごとに載せた公式の一覧を確認できたのが歌壇賞だけだからです。角川短歌賞・短歌研究新人賞・迢空賞は、所属を確認できた公式の一覧がないため、この表には入れていません。ほかの3賞の受賞者は、所属を付けずに名前だけなら主要4賞の受賞者名簿で探せます。

要点

結社・短歌会別の受賞回数

結社欄が「・」で区切られている場合は、区切りごとに別の名前として数えました。同じ回に同じ名前が2度出ることはないので、回数は「その名前が結社欄に出た回の数」です。共同受賞の回(第5回・第6回・第11回・第14回・第17回・第28回)は、公式の一覧が受賞者ごとの所属を対応づけていないため、どの受賞者の所属かは分けていません。

棒の長さは、その名前が結社欄に出た回の数です。所属している人の多さや歌の評価を示すものではありません。

歌壇賞の結社欄に出た回数(2回以上の名前) 未来7回、塔5回、心の花5回、短歌人3回、ヤママユ2回、かりん2回、みぎわ2回、かばん2回、京大短歌2回、りとむ2回、太郎と花子2回、早稲田短歌2回。 未来 7 塔 5 心の花 5 短歌人 3 ヤママユ 2 かりん 2 みぎわ 2 かばん 2 京大短歌 2 りとむ 2 太郎と花子 2 早稲田短歌 2
下の表の「欄に出た回数」と同じ値の棒グラフです。2回以上出てくる12の名前だけを描き、1回だけの17の名前は表で確認できます。

表は横にスクロールできます →

結社・短歌会(欄の表記)欄に出た回数該当する回(年)
未来7回第1回(1990年)、第7回(1996年)、第14回(2003年)、第19回(2008年)、第20回(2009年)、第24回(2013年)、第27回(2016年)
塔5回第3回(1992年)、第8回(1997年)、第12回(2001年)、第32回(2021年)、第33回(2022年)
心の花5回第11回(2000年)、第18回(2007年)、第22回(2011年)、第28回(2017年)、第34回(2023年)
短歌人3回第11回(2000年)、第14回(2003年)、第28回(2017年)
ヤママユ2回第5回(1994年)、第15回(2004年)
かりん2回第6回(1995年)、第37回(2026年)
みぎわ2回第6回(1995年)、第16回(2005年)
かばん2回第7回(1996年)、第14回(2003年)
京大短歌2回第8回(1997年)、第36回(2025年)
りとむ2回第13回(2002年)、第17回(2006年)
太郎と花子2回第13回(2002年)、第17回(2006年)
早稲田短歌2回第25回(2014年)、第32回(2021年)
形成1回第2回(1991年)
原型1回第4回(1993年)
礫1回第5回(1994年)
玲瓏1回第10回(1999年)
黄花1回第12回(2001年)
コスモス1回第17回(2006年)
棧橋1回第17回(2006年)
町1回第23回(2012年)
みずたまり1回第26回(2015年)
本郷短歌1回第29回(2018年)
穀物1回第29回(2018年)
怪獣歌会1回第29回(2018年)
日月1回第30回(2019年)
宮崎大学短歌1回第34回(2023年)
みなと1回第34回(2023年)
絶島1回第35回(2024年)
花野菜1回第36回(2025年)

並びは、回数の多い順、同数なら最初に出た回が早い順です。「京大短歌」と「花野菜」のように、同じ回に並んで書かれた名前は別々に数えています。表記の違う同一団体があるかどうかまでは確認していないので、名前の表記が違うものは別の行にしてあります。

時期ごとの偏り

上の表の年を並べ直すと、結社ごとに出る時期が分かれています。「未来」の7回は第1回(1990年)から第27回(2016年)までで、2017年以降の回には出てきません。「塔」は1992年、1997年、2001年のあと、2021年と2022年に続けて出ます。「心の花」は2000年、2007年、2011年、2017年、2023年とほぼ数年おきです。名前に大学名が入る団体は、1997年のあと2014年まで出ず、2021年から2025年にかけて3回出ます。ただし回数が少ないため、結社の勢いの変化とまでは言えず、表の記載を年順に並べた結果です。

読むときの注意

歌壇賞の結社別受賞回数のよくある質問

結社欄は、受賞者の今の所属ですか

いいえ。公式の歴代受賞者一覧にある受賞時の表記です。公式の一覧にも「情報は受賞時のものです」とあり、受賞後に所属を変えた人や、結社の解散・改称は反映していません。

「未来」が7回で最多ということは、未来の会員が多いのですか

そうとは言えません。表は、その名前が結社欄に出た回の数です。応募者全体の所属の内訳は公表されていないため、受賞回数から所属者の多さや歌の評価は読み取れません。

結社欄が空の回があるのは、無所属だったからですか

無所属と確認したわけではありません。第9回・第21回・第31回は、公式の一覧に表記がないだけです。

共同受賞の回は、どの受賞者の所属か分かりますか

分かりません。第5回・第6回・第11回・第14回・第17回・第28回は、公式の一覧が受賞者ごとの所属を対応づけていないため、受賞者別には分けていません。

角川短歌賞や短歌研究新人賞の結社別の表はありますか

ありません。角川短歌賞・短歌研究新人賞・迢空賞は、所属を確認できた公式の一覧がないため、この表には入れていません。

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