短歌の主要4賞の締切・発表月・首数・賞金の比較

書棚に並ぶ背表紙の色とりどりの本

角川短歌賞・短歌研究新人賞・歌壇賞・迢空賞の4賞について、応募する作品の量、締切、結果が出る時期、賞金、選考委員を横に並べた比較表です。受賞者の一覧は賞アーカイブと年別受賞者一覧、出典と確認日は一次情報・更新履歴にあります。

確認日は2026-10-01です(角川短歌賞の第72回の発表号と第73回の募集の有無は財団の公式ページで確かめました)。角川短歌賞・短歌研究新人賞・迢空賞は各主催者の公式ページ、歌壇賞は本阿弥書店の第37回の募集要項(公募ガイドの掲載ページ経由)で確認しました。募集要項は回ごとに変わることがあるため、応募する前に必ず主催者の最新の案内を確認してください。うたごよみは応募の受付や代行をしません。

応募の量・締切・発表月・賞金の要約

賞 応募の量 締切 発表月 賞金(副賞)
短歌研究新人賞未発表30首1月31日6月(7月・8月合併号)20万円
角川短歌賞未発表50首5月末日決定は8月、掲載は11月号30万円
歌壇賞未発表30首9月30日翌年2月号20万円
迢空賞応募なし(前年刊行の歌集が対象)なし年により変わる(2025年は4月、2026年は6月)100万円

日付や号の詳細、選考委員は下の「4賞の比較表」にあります。回ごとに条件が変わるため、応募前に主催者の最新の案内を確認してください。

次に発表される賞・次に締切が来る賞(2026年10月19日時点)

2026年10月19日の時点で、4賞のうち募集中の賞は公式ページに見当たりませんでした。角川短歌賞の第72回の受賞作は、財団の募集要項に『短歌』2026年11月号(10月23日発売予定)で発表と書かれています。次の動きは、歌壇賞第38回の結果(『歌壇』2027年2月号)と、短歌研究新人賞第70回の募集告知です。

賞 次の動き 時期 賞金(副賞)
角川短歌賞 第72回の受賞作が『短歌』11月号に掲載 第72回は財団の募集要項で2026年11月号(10月23日発売予定)に発表と記載。第73回の募集は公式ページに未掲載(第72回の締切は5月31日) 30万円
歌壇賞 第38回の結果発表待ち(締切は9月30日で終了) 第38回の発表は『歌壇』2027年2月号(募集告知による)。第37回は2026年2月号に掲載 20万円
短歌研究新人賞 第70回の募集告知待ち 公式ページは第69回の「応募は締め切りました」のまま。第69回の締切は1月31日(消印有効) 20万円
迢空賞 公募の締切なし(刊行済みの歌集が対象) 第60回は2026年に決定。次回の時期は未発表 100万円

確認日は2026-10-19です。角川短歌賞は角川文化振興財団、短歌研究新人賞は短歌研究社、歌壇賞は本阿弥書店の公式ページで確認しました(歌壇賞の応募規定は歌壇賞の応募規定、確認日2026-10-17)。迢空賞の行は2026-10-18の確認のままです。応募規定の詳細は角川短歌賞・短歌研究新人賞・歌壇賞の各ページにあります。

4賞の比較表

表は横にスクロールできます →

賞 主催 対象・応募の量 締切 結果の発表 賞 選考委員
角川短歌賞(第72回) 角川文化振興財団 未発表の短歌50首(1人1篇) 5月末日(第72回は2026年5月31日・当日消印有効) 決定は8月、受賞作は『短歌』11月号に掲載(第72回は2026年11月号(10月23日発売予定)に発表と財団が記載) 賞状、記念品、副賞30万円 中川佐和子・佐藤弓生・梅内美華子・楠誓英(第72回)
短歌研究新人賞(第69回) 短歌研究社 未発表の新作短歌30首 1月31日(第69回は2026年1月31日・消印有効) 『短歌研究』7月・8月合併号に掲載(第69回は6月21日発売) 賞状、副賞20万円 事前に発表しない
歌壇賞(第37回) 本阿弥書店 未発表の短歌30首(応募資格は不問) 9月30日(第37回は2025年9月30日) 『歌壇』の翌年2月号に掲載(第37回は2026年2月号) 賞牌、副賞20万円 三枝昂之・東直子・吉川宏志・小島なお(第37回)
迢空賞(第60回) 角川文化振興財団 前年1月から12月に刊行された歌集(作品の応募ではなく、刊行された本が対象) 公式ページに記載なし 年により変わる(公式ページの更新は、2025年は4月7日、2026年は6月22日) 賞状、記念品、副賞100万円 島田修三・高野公彦・永田和宏・馬場あき子(第60回)

消印有効は、締切日の郵便局の消印があれば受け付けるという意味です。合併号は、2か月分を1冊にまとめて出す雑誌の号です。角川短歌賞は編集部が予選を通過させた30篇前後を選考委員4人が合議して決めます(公式ページ)。短歌研究新人賞の第69回は、同社の雑誌に付いた調査票の同封が応募に必要で、メールでの応募は受け付けないと公式ページにあります。歌壇賞の第38回の募集は本阿弥書店のページに見出しがありますが、本文を確認できなかったため、表は第37回の内容です。

4賞のはじまりと現在(第1回と最新回)

賞 開始年 第1回の受賞者・受賞作 最新回 最新回の受賞者・受賞作
角川短歌賞1955年該当作なし第72回(2026年)吉村のぞみ「花の手配」
短歌研究新人賞1958年(前身の五十首詠は1954年)山下富美「人像標的」第69回(2026年)水本麻衣「いつも寝顔を褒められている」・岡本恵「影の名前」
歌壇賞1990年白瀧まゆみ「BIRD LIVES-鳥は生きている」第37回(2026年)霧島茉莉「柔らかい襟」
迢空賞1967年吉野秀雄(これまでの全業績)第60回(2026年)桑原正紀『麦熟るるころ』・日高堯子『日在浜』

短歌研究新人賞は1954年から「短歌研究五十首詠」として5回行われ、1958年の改称で第1回から数え直しています。表の第1回は改称後のもので、五十首詠の第1回は中城ふみ子「乳房喪失」です。角川短歌賞の第72回は財団のお知らせで決定を確認した内容で、受賞者一覧のページには本文の確認時点で載っていない場合があります。出典は角川文化振興財団(角川短歌賞)、短歌研究社(短歌研究新人賞)、本阿弥書店(歌壇賞)、角川文化振興財団(迢空賞)で、確認日は2026-10-12です。

1年の流れ(締切と発表を月の順に並べる)

主要4賞の締切と結果の発表の月 角川短歌賞は5月に締切、8月に決定、11月に受賞作掲載。短歌研究新人賞は1月に締切、6月に結果掲載。歌壇賞は9月に締切、翌年2月に結果掲載。迢空賞は締切の記載がなく、結果の公式ページ更新は4月から6月。 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 角川短歌賞 短歌研究新人賞 歌壇賞 迢空賞
○は締切の月、■は結果の発表(決定や誌面掲載)の月、帯は公式ページの更新が4〜6月にずれた幅です。歌壇賞の2月は締切の翌年です。確認日は2026-10-01で、下の月ごとの文と同じ内容です。

各賞の発表月から、同じ月の歌集新刊を見る

上の月ごとの発表の月に、同じ月に刊行された歌集の一覧へ進めます。歌集新刊アーカイブの月の節は、その月に国立国会図書館サーチへ登録された歌集を並べたもので、その賞の受賞作の一覧ではありません。受賞作に当たる歌集には、アーカイブの表で賞名の札が付きます。

見方は2つです。月の見出しで、その月の掲載件数(月ごとの差)を確かめられます。直近の月は登録の遅れで件数が少なく出るため、少なさを刊行の減少とは読まないでください。賞ごとの受賞者は賞の受賞史で見られます。

表の読み方

各賞の受賞者は角川短歌賞・短歌研究新人賞・歌壇賞・迢空賞の各一覧で確認できます。受賞者の第一歌集など新刊との結びつきは歌集新刊アーカイブにあります。

4賞の比較のよくある質問

結果が分かる時期は賞ごとにどう違いますか

短歌研究新人賞は6月発売の『短歌研究』7月・8月合併号、角川短歌賞は8月に決定し11月号に掲載、歌壇賞は翌年2月号です。迢空賞は雑誌の号ではなく公式ページの更新で知らされ、時期が年により変わります。掲載誌と発売時期の詳細は4賞の受賞作が載る雑誌と発売時期の比較にあります。

応募できる作品は賞ごとにどう違いますか

角川短歌賞は未発表の50首、短歌研究新人賞と歌壇賞は未発表の30首です。迢空賞は作品の応募ではなく、前年に刊行された歌集が対象です。角川短歌賞は、新聞・雑誌・結社誌・同人誌のほかホームページやSNSに載せた作品も既発表にあたると公式ページにあります。

締切はいつで、消印有効とは何ですか

締切は、短歌研究新人賞が1月31日、角川短歌賞が5月末日、歌壇賞が9月30日です。迢空賞は公式ページに締切の記載がありません。消印有効は、締切日の消印があれば受け付けるという意味です。短歌研究新人賞は、雑誌に付いた調査票の同封が必要です。回ごとに条件が変わるため、応募前に主催者の最新の案内を確かめてください。

賞金と選考委員はどう違いますか

副賞は迢空賞100万円、角川短歌賞30万円、短歌研究新人賞と歌壇賞が各20万円です。選考委員は角川短歌賞・歌壇賞・迢空賞が回ごとに公表され、短歌研究新人賞は事前に発表されません。各賞の受賞者は賞アーカイブで確認できます。

この節の内容は、2026年10月8日に角川文化振興財団と短歌研究社の公式ページで表と照合しました。

迢空賞の対象は、どのように決まりますか

迢空賞は応募を受け付ける賞ではなく、前年の1月から12月の間に刊行された歌集が選考の対象です(角川文化振興財団の公式ページ)。第60回の選考委員は島田修三・高野公彦・永田和宏・馬場あき子の4名で、受賞は桑原正紀『麦熟るるころ』(2025年11月刊、本阿弥書店)と日高堯子『日在浜』(2025年11月刊、角川文化振興財団)の2作でした。公式ページには、推薦の有無や選考の流れの記載はありません。受賞者は迢空賞の受賞者一覧、委員の顔ぶれは選考委員の比較で見られます。

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