角川短歌賞の応募総数の推移(第67回〜第72回・633〜870篇)

書棚に並ぶ背表紙の色とりどりの本

角川短歌賞は、未発表の短歌50首を募集する新人賞で、角川文化振興財団が主催します。毎年の応募総数(応募した作品の数)は、決定を知らせる財団のお知らせに書かれることがあります。公式に数が確認できた6回分を並べ、受賞作との対応も示しました。賞の概要と全回の受賞者は賞アーカイブ、締切や賞金は4賞の募集要項と年間暦の比較にあります。

確認日は2026-10-06(第68回のみ2026-10-07)です。数はすべて角川文化振興財団の公式サイトに載る各回の決定のお知らせの本文から写しました。「篇」は財団の書き方のままで、50首1組を1篇と数えているとみられます。第68回(2022年)は2026-10-07に決定のお知らせ(entry-1341)で確認して追加しました。

回ごとの応募総数(第67回〜第72回)

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回(年) 応募総数 結果 お知らせ
第72回(2026年)759篇吉村のぞみ「花の手配」(最終候補作品は35篇)第72回決定のお知らせ
第71回(2025年)708篇船田愛子「雪の影」第71回決定のお知らせ
第70回(2024年)721篇平井俊「光を仕舞う」第70回決定のお知らせ
第69回(2023年)870篇渡邊新月「楚樹」第69回決定のお知らせ
第68回(2022年)768篇工藤貴響「injustices」第68回決定のお知らせ
第67回(2021年)633篇該当作なし第67回決定のお知らせ

第70回のお知らせには「過去最多の721篇」とありますが、第69回のお知らせの870篇のほうが多く、表の数どおりでは食い違います。理由は公式のお知らせからは分からないため、数は原文のまま載せ、「過去最多」の言葉は採用していません。最終候補の数が書かれていたのは第72回だけです。

表から分かること

第72回の応募規定(公開済みの直近回)

角川文化振興財団の公式ページ「角川短歌賞」に載る第72回の募集要項から、応募に関わる項目を写しました。確認日は2026-10-24です。第73回の募集要項は、確認日時点で公式ページに載っていません。

項目 第72回の募集要項
募集作品未発表短歌50首(ホームページやSNSに載せた作品も既発表にあたる)
応募の数1人1篇(50首)に限る
用紙と書き方B4判(400字詰)の原稿用紙、印字もB4判用紙(A4判を拡大コピーも可)、縦書きで1枚に10首以内。冒頭に表題と氏名を書き、クリップで綴じる
同封する別紙B4判用紙に、作品表題・本名と筆名・所属誌と略歌歴・生年月日・職業・住所と電話番号などを記す
締切2026年5月31日(当日消印有効)
宛先〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム
賞賞状、記念品ならびに副賞30万円
発表『短歌』2026年11月号(2026年10月23日発行。第72回は掲載済み)
その他原稿の返却、訂正、問い合わせには応じかねる

締切は例年5月末日と公式ページにあります。ただし、第73回の日付や宛先は変わることがあるため、応募の前に公式の最新の募集要項で確かめてください。

応募から結果までの流れ

  1. 未発表の短歌50首を、B4判の原稿用紙(印字もB4判)に縦書きで1枚10首以内で書き、冒頭に表題と氏名を明記してクリップで綴じます。
  2. 作品表題・本名と筆名・所属誌と略歌歴・生年月日・職業・住所と電話番号などを書いた別紙を同封します。
  3. 封筒に「角川短歌賞応募作品」と朱書きし、第72回は2026年5月31日の当日消印有効で郵送します。
  4. 編集部が予選を通した30篇前後を、無記名の印刷にして4人の選考委員が合議で受賞作を決めます。
  5. 結果は『短歌』に載ります(第72回は2026年10月23日発行の11月号に掲載済みで、受賞作・受賞のことば・選考結果・次席と佳作の作品・選考座談会が載っています)。受賞者には編集部から電話で連絡があり、次席などは発表号の掲載が連絡に代わります。

提出前チェック

出したあとの原稿の返却や訂正には応じてもらえません。送る前に、最新の公式の募集要項と照らして確かめてください。

他の賞の応募総数について

短歌研究新人賞と歌壇賞は、主催者の公式サイトで回ごとの応募総数を確認できなかったため、この表には載せていません。選考経過は、それぞれの雑誌(『短歌研究』『歌壇』)の誌面に載るとみられます。受賞作が載る雑誌と号は受賞作の掲載号の比較に、選考委員の顔ぶれは選考委員の一覧にまとめました。応募の書き方は、30首で雑誌の調査票を同封する短歌研究新人賞の応募規定と、30首で締切が9月30日の歌壇賞の応募規定で比べられます。締切や賞金の並びは4賞の募集要項と年間暦にあります。迢空賞は作品を応募する賞ではなく、前年に出た歌集が対象のため、応募総数はありません。

角川短歌賞の応募総数のよくある質問

角川短歌賞の応募は、何篇くらいありますか

公式のお知らせで確認できた第67回〜第72回の6回では、633篇から870篇です。最少は第67回(2021年)の633篇、最多は第69回(2023年)の870篇で、直近の第72回(2026年)は759篇でした。

第70回の「過去最多」は、なぜ採用していないのですか

第70回のお知らせには「過去最多の721篇」とありますが、第69回のお知らせの870篇のほうが多く、数が食い違うためです。理由は公式のお知らせから分からないので、数は原文のまま載せています。

応募が多い年は、受賞作も出やすいですか

一概には言えません。第67回は633篇の応募がありましたが、結果は「該当作なし」でした。この表の6回だけでは、応募数と受賞の関係は読み取れません。

最終候補は応募のうち何篇ですか

数が書かれていたのは第72回だけで、35篇です。応募総数759篇のおよそ4.6パーセントにあたります。ほかの回は確認できていません。

短歌研究新人賞や歌壇賞の応募総数は分かりませんか

主催者の公式サイトで回ごとの応募総数を確認できなかったため、載せていません。迢空賞は前年に出た歌集が対象で、作品を応募する賞ではないため、応募総数はありません。

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