笹井宏之賞の歴代受賞者(第1回〜第9回)
書肆侃侃房が贈る笹井宏之賞の、第1回(2018年)から第9回(2026年)までの大賞・個人賞と応募数を回ごとに並べました。書肆侃侃房の公式ページで確認した内容です。最新の第9回の大賞は山口遼也さんの「ととりべ」で、大賞の副賞は書肆侃侃房からの歌集出版です。
この表は、書肆侃侃房の「笹井宏之賞」のページ(確認日2026-10-27)の記載をもとにしています。この賞は、うたごよみが全回を載せている主要4賞(角川短歌賞・短歌研究新人賞・歌壇賞・迢空賞)には入っていません。
第1回〜第9回の大賞と個人賞
表は横にスクロールできます →
| 回 | 発表年 | 大賞 | 応募数 | 個人賞(賞名 受賞者「作品名」) |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2018年 | 柴田葵「母の愛、僕のラブ」 | 384 | 大森静佳賞 谷川由里子「シー・ユー・レイター・また明日」/染野太朗賞 浪江まき子「刻々」/永井祐賞 阿波野巧也「凸凹」/野口あや子賞 八重樫拓也「墓を蹴る」/文月悠光賞 井村拓哉「揺れないピアス」 |
| 第2回 | 2019年 | 鈴木ちはね「スイミング・スクール」、榊原紘「悪友」 | 408 | 大森静佳賞 曾根毅「何も言わない」/染野太朗賞 乾遥香「ありとあらゆる」/永井祐賞 橋爪志保「とおざかる星」/野口あや子賞 渡邊新月「秋を過ぎる」/長嶋有賞 小俵鱚太「ナビを無視して」 |
| 第3回 | 2020年 | 乾遥香「夢のあとさき」 | 533 | 大森静佳賞 瀬口真司「KILLING TIME」/染野太朗賞 嶋稟太郎「羽と風鈴」/永井祐賞 川村有史「退屈とバイブス」/野口あや子賞 手取川由紀「オレンヅ」/千葉雅也賞 向井俊太「ここにはいない」 |
| 第4回 | 2021年 | 椛沢知世「ノウゼンカズラ」 | 589 | 大森静佳賞 涌田悠「こわくなかった」/染野太朗賞 佐原キオ「みづにすむ蜂」/永井祐賞 上牧晏奈「ふぁんふぁん」/野口あや子賞 手取川由紀「直線」/神野紗希賞 安田茜「遠くのことや白さについて」 |
| 第5回 | 2022年 | 左沢森「似た気持ち」、瀬口真司「パーチ」 | 592 | 大森静佳賞 中村育「風は吹く、無数の朝」/染野太朗賞 手取川由紀「羽化のメソッド」/永井祐賞 野川りく「遡上 あるいは三人の女」/野口あや子賞 八重樫拓也「晩年」/Moment Joon賞 橙田千尋「Liminal」 |
| 第6回 | 2023年 | 白野「名札の裏」 | 658 | 大森静佳賞 森下裕隆「吠えないのか」/永井祐賞 遠藤健人「なってほしくて」/山崎聡子賞 岡本恵「盲霧」/山田航賞 守谷直紀「水が歪んじゃう如雨露」/小山田浩子賞 橙田千尋「バニラ」 |
| 第7回 | 2024年 | ぷくぷく「散歩している」 | 755 | 大森静佳賞 汐見りら「ハウツー」/永井祐賞 布野割歩「常緑」/山崎聡子賞 石村まい「ひかりまみれのあんず」/山田航賞 遠野瑞希「テレキャスター」/森田真生賞 大原雨音「それがわたしの知るすべてです」 |
| 第8回 | 2025年 | 砂崎柊「虹を脱走した色たちへ」 | 792 | 大森静佳賞 碓井やすこ「Retrospect」/永井祐賞 神藤丞「パノラマ」/山崎聡子賞 高橋寧「プレイ」/山田航賞 湯島はじめ「夜の者」/金川晋吾賞 金森さかな「vivid」 |
| 第9回 | 2026年 | 山口遼也「ととりべ」 | 994 | 大森静佳賞 川村律「黙読」/永井祐賞 布野割歩「熱愛」/山崎聡子賞 遠野瑞希「picture」/山田航賞 伊藤汰玖「でも余裕」/古賀及子賞 武田ひか「風の像」 |
賞の内容と応募のきまり
- 大賞には賞状と、副賞として書肆侃侃房からの歌集出版があります。歌集出版権は書肆侃侃房に帰属し、第7回以降の募集要項では第一歌集に限ると書かれています。
- 大賞とは別に、各選考委員が個人賞を贈ります。
- 応募できるのは未発表の短歌50首で、1人1篇(50首)までです。作品タイトル・氏名・筆名・生年月日・年齢・住所などの提出が求められます。
- 一次選考では4人の選考委員が全作品を読んで候補作を30篇前後に絞り、二次選考では全選考委員の選考会で授賞作を決めます。選考は作品タイトルと短歌作品だけをもとに行います。
- 第9回の選考委員は大森静佳・永井祐・山崎聡子・山田航・古賀及子の各氏で、締切は2026年7月15日24時、発表誌は短歌ムック「ねむらない樹」vol.14です。
表の読み方
- 作品名は、応募した連作のタイトルです。大賞受賞後に出版された歌集の書名は、公式ページに載っていないため表に入れていません。
- 発表年は、公式ページの「授賞作決定のお知らせ」の日付の年です。第1回は2018年11月28日、第9回は2026年10月2日の発表です。
- 応募数は公式ページの記載のとおりで、第1回だけ「有効応募数」と書かれています。
- 第2回と第5回は、大賞が2人です。
- 個人賞は、その回の選考委員の名がつきます。委員が回によって入れ替わるため、賞名は回ごとに違います。
確認に使った資料
- 書肆侃侃房「笹井宏之賞」(確認日2026-10-27)
笹井宏之賞のよくある質問
笹井宏之賞の大賞を取ると歌集は出ますか
書肆侃侃房の公式ページによると、大賞の副賞は賞状と書肆侃侃房からの歌集出版です。歌集出版権は書肆侃侃房に帰属し、第7回以降の募集要項では第一歌集に限ると書かれています。
笹井宏之賞の最新の受賞者は誰ですか
第9回(2026年10月2日発表)の大賞は山口遼也さんの「ととりべ」です。応募数は994でした。書肆侃侃房の公式ページで確認しました(確認日2026-10-27)。
笹井宏之賞の応募数はどう変わりましたか
公式ページの記載では、第1回の有効応募数384から第9回の994まで、毎回増えています。第5回は592、第7回は755、第8回は792です。
関連ページ
- 賞アーカイブ: 主要4賞の第1回から最新回までの全受賞者。
- 短歌研究新人賞の応募規定: 首数・締切・発表時期。
- 現代短歌大賞の歴代受賞者: 現代歌人協会が贈る賞の第1回から第48回まで。
- 歌集新刊アーカイブ: 受賞歌集を刊行月から探せます。